年明け初回のVirtual Instructor公開批評コーナーで、樹の野生がピックアップされました。
このコースのメンバーになって、来月でちょうど1年になりますが、その間、合計4回、作品数にして6つ取り上げていただいたことになります。
最初は、まずはとにもかくにも、批評コーナーに応募できる作品を仕上げることが目標だったことを考えると、我ながら随分頑張ったものだと思います。

この作品については、「明確な焦点となるものがない」こと、また、強い光の中にある葉っぱや枝も、単なる輪郭のような描き方ではなく、もう少しコントラストをつけて葉っぱらしく、枝らしく描く方がいいのではといった指摘を受けました。
特に、焦点に関しては、画面中の丁度いいところに光が差しこんでいるため、その部分に白か黄色を追加投入して、コントラストをもっと上げてみてはという具体的な指導がありました。
つまり、こういうことですね:

before
after

これはこれでいいと思いますが、もともとこの作品は、枝のうねうね感とか、好き放題に草やコケが生えまくってワイルドな感じになっているところを描きたかったので、特に焦点らしきものがなくてもいいのでは?とも思います。もちろん、主題=焦点ではないのでしょうし、それを踏まえた上で、焦点がある方がいいとおっしゃっているのだろうとは思いますが。

いずれにしても、指摘された点を総合的に考えると、写真そっくりになった時点で絵が完成したと思ってはいけないということだなと思いました。
もとより写真通りに描くつもりはなかったものの、絵として独立した作品に仕上げるためには、もっと細かく具体的な検証が必要だったということでしょう。
このコースではよく、
「別に写真のレプリカを作っているわけじゃないんだし」
というコメントが聞かれますが、まさにその点、もっと気を付けるべきでした。