現在制作中の新しいアニメーション作品は、全編ペン画という新しい試みになります。
次の映画祭応募締め切りが来年2月15日。
そのちょうど3か月前、11月15日から、ストーリーボードをチェックしつつ制作が必要なシーンを具体化して、作画作業を開始しました。

手順としては:
1.背景になる街、家、森林、海などを描く
2.その手前に配置する繁み、木々、人物、動物などを描く
3.2.で用意した絵をスキャンで読み込み、透過ファイルにして、1.の背景と組みあわせる
という作業の繰り返しになります。
先日、映画の第1章分について、1.の背景画を描くのに必要な資料集めを終え、その段階で2.の木々の作画に移りました。
これは、1.の背景を描く作業は、資料さえしっかり揃えてあれば、かなりの量があっても、すぐに作画を終えられるためです。
一方、2.の作業では、資料を集めた上で、それをベースにオリジナルのアートワークを作らなければならない。従って、この作業が、映画作成全体の最大の律速になります。
まずは、ここをクリアせねばというわけで、とりあえず、全編で使う予定の木々の絵に集中的に取り組むことにしました。

10種類くらいは描いておきたいと思いつつ作画していますが、今回は、とても分かりやすい形のモミの木を描きました。
モミの木を描いた作品はいろいろあって、恐らく、一番楽で無難なのは、全体をシルエットのように黒くして作画する方法でしょう。
しかし、それでは面白くないので、敢えて真っ黒から真っ白まで、中間トーンも含めたコントラスト全部盛り(?)で描いてみました。

猫を配したバリエーションがこちら:

英語タイトルは”rebellious big brother”、直訳すれば「反抗期の兄」といったところでしょうか。
この作画はなかなかよく出来たので、久しぶりにVirtual Instructorの公開批評コーナーに提出してみようと思います。