母の入院をめぐってドタバタしている間にも、展示の企画がどんどん先に進んでいきます^_^;
まず、アイキャッチのポスターに書いてある通り、4月29日からは芸術の森凱旋展に参加します。
こちらは、札幌の展覧会に出していた作品をそのままギャラリーさんにお渡しするだけですので、それほど準備に手間暇はかかりません。

この凱旋展をめぐって、ギャラリーのマネージャさんが、いわゆる「クラファン」、クラウドファンディングをやる!と言い出し、それに私も、「リターン提供」という形でかかわることになりました。
バッグとポストカードセットを出していますので、是非チェックしてみて下さい。
↓こちらです:
アートフェアへ出展したお祝いイベントで餅まきをして一緒に盛り上げてほしい!

最初にクラファンをやるというお話を伺ったときには、正直、絵の展示をめぐって一体何のファンディングが必要で、どんな謳い文句で世間の皆様に発信するつもりなんだろうと、かなり訝しく感じていました。
しかし、マネージャさんがご自身で用意したという上記のページを拝見して(私の小姑気質を買われて、QC要員としてチェックを頼まれました…)、上手いこと書くもんだな~といたく感心しました。

と、冷めた書き方をしていますが、これは冷やかしでもなんでもなく、実際よくこういうアプローチを思いつくなぁと心底感心しているのです。
これ、私の「超苦手分野」ですね。
なので、こういうやり方ができる方がギャラリーマネージャというのは、私にとってはとてつもなくラッキーなことだったと思います。
恐らく、一緒に札幌展示に参加したお二方も同様ではないかと…

ハンドメイド業界に昨年からほんの少しかかわるようになって(掠る程度ではありますが)、よく耳にするのが、
「制作に費やす努力とアピールに費やす努力のバランス」
ということです。
端的に言えば、制作に費やす努力に比べて、アピールに費やす努力が少なすぎの作家さんが多いという話です。
これには色々な原因があると思われますが、主なものは:
① 単に時間がない
② 単に思いつかない
③ アピールが嫌い
くらいでしょうか。

①の方は、何らかの形で時間を捻出してアピールに力を入れればいいでしょうし、②の方は気づいたときにやり始めればいいだけでしょう。
しかし、③はどうしますかね。
私はこれに該当します。

嫌いなことでも、やらなければならない事情がある場合はやりますし、それなりに成果も出せることは、経験上知ってはいます。
しかし、嫌いなことは、自分でそれを克服するだけが解決策というわけでもないです。
自分の代わりにやってくれる人に頼むというやり方もある。
特にアピール嫌いではないものの、そもそも効果的なアピール方法を思いつく発想力がない場合もあるでしょう。
発想だけはできても、ボキャ貧とか、ストーリーテリングのスキルがないとかで、上手く表現することができないケースもある。
こんな風に、セルフプロデュースがさして好きでも得意でもないというタイプは、むしろプロデューサー役を、その手のことが好きで楽しめて得意という他の方に任せる方が、いい結果になりやすいのではと思います。

そう考えると、ハンドメイドの世界って、なんで、作家は沢山いるのにプロデューサーがいないんだろうという素朴な疑問が湧いてきます。
正直、自分は制作に専念して、プロデュース業はそちらのプロに任せたいという作家さんは、山のようにいるのではと思います。
絵描きにとっては、ギャラリーさんが一部その役割を果たしてくれますけど、ハンドメイド作家さんの場合はどうなんでしょうね。
委託販売先もプロデューサーと言えば言えるかもしれませんが…
よりトータルプロデュースのできる人が出てきてくれるといいですね。

凱旋展終了後は、続けて5月下旬から、今度は私の個展で、
「80円ボールペン画の世界展」
なるものを開催することになっています。
凱旋展の出店作家でもある私が継続して個展ということで、当初はギャラリー側も集客面での懸念を理由に、
「ちょっと検討させてね」
という反応でした。
その「ちょっとの検討」の結果、条件付きで開催することになりました。
その条件というのは、
「ワークショップ付きで」
というもの。

このワークショップについてですが、作画指導だとただのお稽古になりがちなので、全然違う方向性でやってみようと思っています。
1つ目は、「ペンを使わないペン画ワークショップ-コントラストと構図」
2つ目は、「アイデアを絵にするまでのプロセスを疑似体験するワークショップ-作画にまつわる必然について」
です。

私が80円ボールペンを使い始めるきっかけになったボールペン画の神様の大友昇平さんも、
テクニックに注目する人多いけど、本当に大変なのは描き始める前」
という趣旨のことをインタビューで仰っていましたしね。
実際、ボールペンで絵を描く技術なんて、ボールペンでメモ取れる人なら9割方マスターしているようなものですから。

他にも、ワークショップ向きで、案外盲点になりそうなテーマがないかどうか、もちっと考えてみます😌