モミの木に引き続き、新作アニメーション背景画部品として、今度はポプラの木を描いてみました。

この一連の木の作画に取り組み始める前は、基本的にどんな木も、同じ方法で描けるだろうと漠然と思っていました。
しかし、まず一作目では、幹のテクスチャは横線ですし、これが二作目では、縦に変わっています。

葉っぱも、基本的に同じタッチで描けるだろうと思っていました。しかし、ポプラの作画を開始して、参考写真を拡大してまじまじと観察したところ、どうもこの二作目とモミの木と同じやり方では描けないらしいと判明。
モミの木とこの二作目では、さざ波を描く感じでボールペンをギザギザに動かして葉っぱを描いていますが、ポプラではぐるぐると際限なく小さな円を描いています。その円を沢山重ねて描くことで暗めのトーンを表現し、本当に暗いところは塗りつぶしました。

ただ、ポプラはもっと簡単な描き方をしても大丈夫と思います。
明るい部分も、丹念にぐるぐると小さな円を描きこんでしまった結果、明暗のメリハリが若干弱い仕上がりになっています。
ポプラは、要は、この「右へ倣え」ならぬ「上へ倣え」といった感じの枝ぶりと、ひたすら縦に長い輪郭を掴めれば、左程ディテールを描きこまなくても、十分らしく見えるでしょう。
葉っぱに関しては、単にモコモコと羊の輪郭を描く要領でアウトラインだけを取って、透けて見える枝を少しと、影の部分に斜線を入れて暗くするだけのごくシンプルなアプローチでも、十分本物らしさが出せるだろうと思います。